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海その2






「・・・なぁ、なんで海って青いんだろうな。」


「雲が白いからじゃん?」


「じゃぁなんで空は青いんだよ。」


「雲が白いから。」


「それ答えになってないだろ。」


「そ?」


「ちゃんと答えろよ。」


「・・・地球の中だからじゃん?」


「・・・そうか。・・・いい答えだなそれ。」








-本当は別の答え求めてたけど、

腑に落ちた俺。-









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「・・・・あれ・・・・、ここどこだ。」


「・・・わっかんない・・・。」


「俺たちどうやってここに来た。」


「・・・全然わかんない・・・。」


「・・・どうする?」


「きれいね~♪。」


「確かにそうだけど、どこだ、なんなんだよここは・・・。」


「・・・・・・・・・・ねぇ海まで下りようよ。」


「海行ってどうすんだよ。」


「・・・・・・・・遊ぶ。」


「遊ぶって・・・お前またのほほ~んとそんなこと・・・。」


「ここが何処でも地球の中だからいいじゃない。」


「な・・・」


「地球はまんまるだから、いずれたどり着くって。大丈夫よ♪」


「・・・・・。」


「はい、いいから行こう!!」













- 俺 -


海まで一緒に走る。

走ってる間に、

ここがどこでも構わなくなった。

海と砂と空と、いつも脳天気なこいつと遊んだ。











夕日






「夕日きれいだなぁ。」

「夕日って凝視できるの。ずっと見てられるぅ♪。」

「ん、やったことなかった。」

「じゃ少し見てようよ。」

「ん・・・、眩しくないんだな、あんまり。」

「そうなの。」

「・・・、お・・・何か感じ変わってきたぞ。太陽動いてるな。」

「うん、震えてる感じね。」

「はは、すごいな。生きてるんだな。」

「ねぇ、目瞑って!!」

「お?おう。目閉じたぞ。」

「今何色?」

「う・・・ん・・・、みどりいろ・・・かな。・・・緑色?なんだ?」

「私もみどり。太陽の本当の色ね。」

「緑色が本当の色?」

「うん、きっとそう。」

「それはどうかわかんないけど、なんとも綺麗だなぁ、はぁ~。目瞑るとまたいい感じだ。みどりに包まれてるな~。わお!」

「うん。そうね。水素と窒素の太陽ね。ふふ。」

「なっ・・・おまえさぁ・・・俺のロマンを崩すなよ・・・。」

「だってそうなんだもん。水素90%、ヘリウム9%」

「殆ど水素じゃねぇか・・・今言うなよ。」

「あはは、ごめん~♪。そう、人の体も殆ど水素。」

「そうか・・・、この体も・・・ってことは・・・。」

「太陽も人も、元は同じよ。」

「そうか。」

「だから、人も太陽みたいにキラキラできるの。」

「おう。」

「ピッカピカなの。」

「うん。・・・そうかもな。」








-俺-

もう一度目を閉じる。

緑色が俺を包む。
暫くしたら、
全身も同じ色に変わった。
体の中から緑色が溢れてきた。
とても暖かくて、柔らかくって、優しい。
今初めて、
太陽と繋がった気がした。

目を開けた。
緑色の太陽がいた。









満月





「夜なのになんか明るくないか?」

「空見てごらんよ。」

「おお・・・、満月!これか!」

「そう、今日は満月。きれいねぇ。」

「・・・なぁ、なんで月ってさ、いつも同じ面しか見えないんだろ。」

「ん?」

「いつもうさぎが餅つきしてるだろ?裏も見えてよくないか?」

「月はうしろ向くわけにいかないんだよ。」

「なんで?」

「月のうさぎは夜の番人だから。」

「ん?」

「夜道照らして安全に帰れるように見張ってくれてるの。」

「あ、そうか。」

「後ろ向いたら見護れないでしょ?」

「うん、そうだな。」

「だからいつもうさぎがこっち向き。お餅つきながら見てくれてるの。」

「そうか。護られてるんだな。」

「そう。」

「安心だな。」

「うん。とっても。」













流れ星






「あ!!流れ星!!」

「うわぁ~・・・!!」

「すごい!いっぱいだぞぉ♪・・・。」

「わぁ~・・・☆」

「願いごと~!ねがいごとしろ!!はやく!!」

「わぁ~・・・・・・・・。」

「・・・・合掌して目閉じろ・・・はやく!」

「・・・・・・。」





・・・・・






「終わりか・・・。すごかったな。」

「うん!そうだね!」

「願いごとしたか?」

「・・・ううん。してない。」

「な、なにやってんだよおまえ、ばっかだなぁ・・・。」

「だってこんなに綺麗なの見逃したら勿体ないもの。」

「そりゃそうだけど、願いごとしたら夢叶うだろ。」

「あはは。」

「なんだよ。」

「ずっと前から流れ星見るのが夢だったの。今夢がかなったの。」

「そっか。」

「うん、そう。すっごい幸せ!!。」

「そうか。」

「うん!!」



「そっかぁ。」



























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